町長就任あいさつ

更新日:2022年08月10日

『すべての世代が愛着を持ち住み続けられる町に』

このたび町民の皆さまから温かいご支援を賜り、町政を担わせていただくこととなりました。

さて、私はこの素晴らしい上郡町を子どもや孫の世代まで守っていきたい。議員活動を通じ、皆さまからお聞きした声をまちづくりに生かしたい。そのために自らが先頭に立ち取り組んでいく必要があると考え、一身を捧げる決意で、町長選挙への立候補を決意いたしました。

私には、上郡をこのような町にしたいという将来像があります。

それは、

『上郡の貴重な財産である、自然の恵みを大きく享受しながら、安心して子育てができる町』

『近くから子どもの声が聞こえ、若い世代が多く住み、にぎやかで活気がある町』

『若い世代の働く場所があり、買い物、手厚い教育、医療・介護等日常生活が地域で完結し、子どもからご高齢の方まで、すべての世代が愛着を持ち住み続ける町』

です。

そのために、特に力を入れなければならないことがあります。

それは、子どもの目線に立った手厚い子育て支援策と、働き盛り世代の確保です。

若い世代が子育て制度の比較をしています。出産時における新たな支援を検討するとともに、中学校給食の実施も早期に進めてまいります。

また、働き盛り世代の確保のためには、町内に働く場がなければなりません。

ですが現状は、企業進出や事業拡大にさまざまな制約があります。制度の見直しや緩和を国・県へ訴えるとともに、今ある事業所を支援し、今後も町内で事業活動を継続していただくため、企業や事業所の意向を十分に把握し可能な限り支援していきたいと考えております。

そして、地域の医療・介護・福祉の問題解決も重要です。

町運営の乗合交通(コミュニティバスやデマンドタクシー)の再編など、移動に困っている人がより使いやすくなるよう見直しを図ってまいります。

さらには、上郡町を支える医療・介護体制は、医師会の先生方をはじめ多くの関係者のご尽力により支えられています。皆さまの生命と健康を守るため、これまで以上に医師会と連携を図りながら、課題解決に向け取り組んでまいります。

施策の一端をご説明しましたが、このような取り組みを通じ、子どもからご高齢の方まで、すべての世代が愛着を持ち住み続ける町を作りたいと考えております。

最後に、多くの町民が不安を抱えている産廃処分場建設の問題について私の考えを申し上げます。

産廃処分場が建設されれば、町民全体が常に不安に駆られることになりかねません。税収を支える町内企業への風評被害も心配されます。町が、皆さまを守るための制度は十分ではありません。なにより多くの町民が反対していることを承知しております。

しかるべき時期に住民投票を行うべく、すでに内部で協議を始めたところです。

町が抱える課題は山積しておりますが、解決に全力で取り組む所存でございます。

どうか皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

上郡町長 梅田 修作

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