町長メッセージ(R5.5.8)

with コロナに向けた新たなステップ

3年以上もの間猛威を振るっていた新型コロナウイルス感染症ですが、5月8日から、感染症の区分が季節性インフルエンザ等と同じ5類に移行しました。

とはいえ、新型コロナウイルス感染症が終息したわけではありません。町としましても、今後も関係者間の情報共有を図るため、上郡町新型インフルエンザ等対策連絡会議に移行して対応にあたります。町民の皆様も、自らの健康を守るためどのような対策が必要なのかを考え、生活することが求められています。皆様が何よりも日々健康で過ごされることを願っています。

さて、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまで中止あるいは書面決議で行われていた各種団体の総会が、対面によって開催されるようになってきました。開催は6月中旬でピークを迎えます。4月後半だけでも、住民自治組織代表の上郡町連合自治会や、地域の事業者の集まりである商工会青年部・女性部、青少年補導委員会など、数多くの皆様が、コロナ前に行われていた事業を元に戻そうとご苦労されていらっしゃることに対し、心より敬意を申し上げます。町としても、コロナ禍や急速に進む物価高などの影響で、閉塞感のある社会を少しでも元に戻すよう後押しする事業を新たに考えているところです。

上郡町連合自治会定期総会

上郡町連合自治会定期総会

交流広場「たかた」設立総会

町長就任以来、「子ども子育て支援の強化、若者世代の定住促進などに力を入れて取り組むことによって、急激に過疎化が進む上郡町の現状をなんとか変えたい」このような思いで町政運営を進めてきました。課題の解決には住民の皆様の理解や協力が不可欠です。また、私が考える町の将来像「すべての世代が愛着を持ち、住み続けられる町」の実現には、身近な地域で支え合い、人とのつながりを深める仕組みづくりが極めて重要だと考えています。4月30日には、旧高田幼稚園を活動拠点に、交流広場「たかた」協議会が設立されました。先般、開催されたイベント「懐かしの写真館」では、高田・高田台地区の昔の写真展示や、非常に栄養価が高い野菜として注目されている「モリンガ」を使ったスイーツの試食販売など工夫を凝らした内容で大盛況でした。このような取り組みには、町としてもできる限りの協力をしたいと考えています。自らの地域がどうあるべきかを自分のこととして考え、自立的に活動をしていただきますよう期待しています。

モリンガの木

結びに、新緑が目に鮮やかな、吹く風が心地よい季節になりました。一方で、雑草等が目につきやすくなる時期になりました。仕事の傍ら、道路や公園の除草などのボランティア活動をしていただいている多くの皆様に心より感謝を申し上げ、今月の私からのメッセージとさせていただきます。

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