町長メッセージ(R3.11.24)

木々の葉が見事に色づく錦繍の秋を迎えています。新型コロナウイルス感染者数が落ち着きを見せております。これまで外出自粛など感染拡大防止のため、みなさまにご協力をいただきましたこと心より感謝申し上げます。 さて、町内でも各種イベントが感染症対策を取りながら開催され、少しずつ日常生活が戻りつつあります。その中からいくつかをご紹介します。

10月19日、町長・町議会議員と上郡高等学校生徒との地域活性化に向けた懇談会を行いました。生徒からは、SNSを活用した町の観光スポットのPR、おすすめ商品の発信など、地域の埋もれた魅力を自分たちの目線で発信すること、また、高齢者へのスマホ教室の開催など、多くの提案をいただきました。あわせて、私が考える町の将来像である「すべての世代が愛着を持ち住み続けられる町」を目指すために、地域課題の共有や、解決に向けての方法を話し合いました。

10月23日、兵庫県高校駅伝競走大会の西播地区予選会が赤松地区で行われました。男子は龍野高校が14年ぶり3度目の優勝、女子は龍野北高校が初優勝を遂げ県大会へ出場しました。上郡町は大会で使用する車両の貸与や地区公民館、子育て学習センター等の施設を提供し、選手の活躍と大会運営を応援しています。

11月12日、第7回米リンピックの最終審査会を開催いたしました。上郡のお米は美味しいことを内外に発信することで、町内産米の品質向上やブランド化につなげることを目的としています。さらには、ふるさと納税の返礼品としてもこれまで以上に注目されることを期待しています。審査には26品の応募があり、一次審査を通過した4品の審査を行いました。その結果、優秀なヒノヒカリを選ぶメジャー部門には農事組合法人ファーム円心様が、ヒノヒカリ以外のうるち米を選ぶプレミアム部門には笹山様が応募した「ぴかまる」がグランプリに選ばれました。受賞されたお米は、上郡ピュアランド山の里での食事に提供するとともに、一次審査を通過した4品を米・食味分析鑑定コンクールに出品いたします。

12月には、上郡小学校の6年生が歴史的にも上郡町と深い関係がある金閣寺、大徳寺への修学旅行を予定しています。

今後もしっかりとした感染症対策のもとで、コロナウイルスと向き合いながら、みなさまの生活がこれまでの日常に近づくよう期待しています。町におきましても、今後予想される第6波への対策にしっかりと取り組んでまいります。

※米・食味分析コンクール 国内外のお米を一堂に集め、これを審査・評価し、安全性や良食味を求め「良質な米作り」に日々精進する生産者や生産団体を支援し、さらにこれを認める事を目的に実施されるコンクール。 主催者ホームページより引用