町長メッセージ(R3.9.22)

9月定例議会を終えて

 秋晴れが清々しい季節となりました。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
 早いもので就任から2か月が経ちました。この間、県ならびに近隣市町・関係機関へのご挨拶、町長から各課への政策指示や事務引き継ぎ、新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催、さらに、休日にはコロナワクチンの集団接種への対応など、通常業務に加えて本当に慌ただしい毎日でしたが、懸命に取り組んで参りました。
 また、町立の認定こども園である「上郡こども園」を無事開園することができました。園の基本理念である「自分も友だちも大好き」「 ねばり強く頑張る笑顔がすてきな上郡っ子」というシンボルフレーズを根幹にした質の高い教育カリキュラムを提供していきます。

 一方、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため緊急事態宣言が発令されておりますことから、就任のご挨拶を満足に行うことができず、大変申し訳なく思っております。外出自粛や引き続きの感染症対策につきましては、町民の皆さまにご理解とご協力をいただいておりますこと心より感謝申し上げます。さらには、ワクチン接種にあたっては医師会の先生方をはじめ地域の方々の多大なるご尽力をいただきました。心より敬意と感謝を申し上げますとともに、引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。

 去る9月7日から始まりました上郡町議会9月定例会は22日に無事閉会し、令和3年度補正予算、令和2年度各会計決算認定、副町長の選任など人事同意、条例等の制定・改正をはじめ全ての案件につきまして、真摯なご論議の中、ご承認、可決いただきました。
 副町長には、兵庫県に38年間奉職された山本高士氏を選任いたしました。在職中は、県民政策部知事室秘書課儀典室長、企画県民部災害対策局産業保安課長などの要職を歴任され、県職員とも親交が深く、その人脈や経験が上郡町の成長発展に大いに生かされるものと期待しています。そして、なにより本人が生まれ育ったこの町のために貢献したいと申しております。
 町長として、町民目線での政策実現を行うため、副町長や職員と力を合わせ、まちの将来を共に考え具現化できる組織作りと人材育成に取り組んで参ります。

 上郡町は、私が思い描く「すべての世代が愛着を持ち住み続けられる町」に向かって、確かな一歩を踏み出したところです。

 結びになりますが、台風や秋雨前線の活発化が心配される時期になりました。突発的な豪雨への備え、そして新型コロナウイルス感染症対策には引き続き十分ご留意いただき、健康でお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。