町長メッセージ(R5.8.24)

暦の上の季節は秋ですが、記録的な猛暑日が続く厳しい暑さの中、いかがお過ごしでしょうか。

7月は九州地方を中心に、線状降水帯による長時間の大雨で未曽有の大災害となりました。8月には台風7号が兵庫県に上陸し北上しました。この台風による町内での大きな被害状況はありませんでしたが、県北部では災害救助法の適用を受ける程の大きな被害に見舞われました。

過去に大雨による甚大な被害を受けた上郡町としても、このような大雨による災害は、とても他人事とは思えず、被災された方々に対しまして心からお見舞いを申し上げる次第です。これからの時期、防災情報や予期せぬ災害に日頃から十分に備えていただきますようお願いします。

7月7日には、千種川水系の河川整備をさらに推進していただくため、国土交通省近畿地方整備局に赴き要望活動を行いました。この要望は単なる河川整備の陳情だけにとどまらず、災害時に必要となるテックフォース（緊急災害対策派遣隊）の増員を訴えるなど、災害時において千種川水系全体で万全の体制が構築できることを目指すものです。今後も国・県等の関係機関やインフラ事業者との連携をより深めて災害に備えていきます。

さて、7月29日には、4年ぶりとなる第41回“川の都”かみごおり川祭りが盛大に開催されました。この祭りの実施にあたって、夏の思い出づくりの場だけでなく、川の恵みに感謝すること、そして夏の暑さを健康で乗り越えてもらえるよう願いを込めました。川祭りのメーンイベントである花火大会には、2千発の花火が夏の夜空を彩りました。町内外から大勢の方がお越しになり、多くの方から「今年の上郡の花火は大変良かった」とお褒めの言葉をいただきました。こうして無事に祭りを終えることができたのも、猛暑の中、上郡橋の美化活動にご協力いただいた上郡中学校の生徒さん、連日の作業で真っ黒に日焼けしながら準備した町職員、会場の警備等にあたっていただいた相生警察署や消防団、青少年補導委員、そして、後援や協賛をいただいた各種団体、企業・事業者の皆さまをはじめ、川祭りに関わったすべての皆さま多大なご協力のおかげです。心より感謝を申し上げます。