町長メッセージ(R4.7.1)

更新日:2022年07月01日

鞍居川で数千匹のホタルが舞い飛ぶ「ホタル銀河」

清流千種川に若鮎が泳ぎ、木々の緑も深みを増し、すっかり夏めいてまいりました。梅雨を前に、町内では鞍居川、梨ケ原川、岩木川等でホタルが飛び交い、幻想的な風景に出会うことができました。このような自然の恵み是非とも将来の世代にまで残していきたいものです。

定例会では、2億1,570万円余の補正予算を可決いただきました。その予算を活用して、
1.低コスト栽培の補助や就農者支援による農業への支援
2.新型コロナウイルス感染症や物価・燃料高騰の影響を受けた個人や事業者への支援
3.低所得者の子育て世帯に対する特別給付金の給付
4.小中学校の空調設備設置による感染症対策の実施
5.地元商店街でのお買い物クーポン発行事業への補助による商工業振興対策
6.マイナンバーカード取得促進によるデジタル化の推進
等の事業を実施し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている町民の皆様の暮らしや町内経済を少しでもご支援できればと思っております。

施政方針でもお示ししたとおり、少子化への対応や若い世代の定住促進などを重点的に進める必要があり、令和4年度の5つの先導的な取り組みの1つとして「公民連携」の強化を推進しています。民間企業や大学などの研究機関との連携によって、最先端の専門的な知見を取り入れることで、町が抱える課題解決や町の新たな魅力づくりにつなげたいと考えております。

早稲田大学 大隈講堂(画像の無断転載・無断利用はご遠慮ください)

早稲田大学 大隈講堂

(画像の無断転載・無断利用はご遠慮ください)

6月17日には、早稲田大学大隈記念タワーにおいて、上郡町と早稲田大学人間科学学術院との間で「持続可能な地域づくり」を目的とした包括的連携協定を締結いたしました。締結にあたっては大学側の多大なるご理解・ご協力をいただきました。

左から 三嶋博之学術院長、梅田修作町長、佐藤将之教授

左から 三嶋博之学術院長、梅田修作町長、
佐藤将之教授

連携協定によって、子ども子育て支援対策、子ども園・小・中・高等学校と早稲田大学との教育分野での交流、また、空き家等の利活用を促すための建築デザインや活用策の検討など、このたびの連携協定は、上郡町にとって大きな可能性を秘めています。

「こんな学びの環境で子育てしたい!」と思っていただけるような町を作り、町外からも人を呼び込みたいと考えています。

産業廃棄物最終処分場設置の賛否を問う住民投票は7月10日に実施いたします。6月23日から7月9日までの間は、期日前投票も可能です。最終処分場の設置について、「町の将来のこと、自分のこと」として考えていただき、必ず投票していただきますよう重ねてお願い申し上げます。

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住所:678-1292
兵庫県赤穂郡上郡町大持278

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