特定健診・特定保健指導

更新日:2022年02月07日

特定健診を受けてメタボリックシンドロームを早期発見しましょう!

平成20年4月から生活習慣病の予防を目的とした「特定健診・特定保健指導」が始まりました。これは、生活習慣病発症前の段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診を実施し、その結果に基づいて専門家(医師、保健師、管理栄養士等)により生活習慣改善のサポートをする制度です。

下記関連ファイルにある特定健康診査等実施計画に基づき実施しています。

対象者
40歳以上75歳未満の被保険者

特定健診

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診で、以下の項目を実施します。

(注意)メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧、高血糖、脂質異常という状態が2つ以上重なった状態です。自覚症状はほとんどありませんが、放っておくと動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中など命にかかわる病気を引き起こす危険性が高まります。

基本的な項目

  • 質問票(服薬歴、喫煙歴等)
  • 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
  • 血圧測定
  • 理学的検査(身体診察)
  • 尿検査(尿糖、尿蛋白)
  • 血液検査
    • 脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
    • 血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
    • 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)

詳細な健診の項目

(注意)一定の基準に該当し、医師が必要と認めた場合に実施

  • 心電図検査
  • 眼底検査
  • 貧血検査(赤血球、血色素量、ヘマトクリット値)

特定保健指導

特定健診の結果に基づいて、専門家(医師、保健師、管理栄養士等)により生活習慣改善のサポートをします。

保健指導内容

生活習慣改善の必要性が低い人→情報提供
生活習慣改善の必要性が中程度の人→情報提供→動機付け支援
生活習慣改善の必要性が高い人→情報提供→積極的支援

  • 情報提供:健診受診者全員に健康な生活を送るための情報の提供
  • 動機付け支援:初回面接実施→実績評価
  • 積極的支援:初回面接実施→継続的支援→実績評価

(注釈)初回面接:個別面接20分以上または8名以下のグループ面接で80分以上、専門家(医師、保健師、管理栄養士等)が対象者に合わせた実践的なアドバイスをします。

(注釈)継続的支援:3か月以上の間、面接・電話・メール・ファックス・手紙等で生活習慣改善の応援をします。
(注釈)実績評価:6か月後に面接・電話・メール・ファックス・手紙等で健康状態や生活習慣(改善状況)を確認します。

関連ファイル

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉課

住所:678-1292
兵庫県赤穂郡上郡町大持278

電話番号:0791-52-1114
ファックス:0791-52-6015
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