農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画

農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律第6条第5項の規定により、策定した「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画」を公表します。
＜令和2年8月3日改定＞

平成27年4月1日より「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」が施行されました。

「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」とは、農林水産業・地域の活力創造プラン(平成25年12月10日農林水産業・地域の活力創造本部決定)を踏まえ、日本型直接支払制度(多面的機能支払交付金・中山間地域等直接支払交付金・環境保全型農業直接支援)の取組を法律に位置づけたものです。

農業の多面的機能の維持・発揮のための地域活動や営農活動を支援する制度で、「多面的機能支払」「中山間地域等直接支払」「環境保全型農業直接支援」の3つの対策の総称です。

上郡町では、法律に基づく促進計画を策定し、この3つの対策を農業・農村の基礎を支える重要な施策と位置づけ、積極的な推進を図っています。

1. 農地維持支払
   農地法面の草刈り、水路の泥上げや農道の路面維持など、多面的機能を支える共同活動を支援します。
2. 資源向上支払
   水路、農道やため池の軽微な補修や施設の長寿命化のための活動など、地域資源の質的向上を図る共同活動を支援します。

農業生産条件が不利な状況にある中山間地域等における耕作放棄の発生防止活動や水路・農道の管理など、農業生産と多面的機能維持するための活動を支援します。

カバークロップ(緑肥)などにより化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取組と合わせて行う地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動を支援します。