定員適正化計画を策定しました

 長期的な視点で適正な職員配置を行う必要があることから、定員適正化計画を策定しました。

 上郡町では、上郡町行政改革大綱に基づき行政改革の推進に取り組んできました。
 この中で、町政を取り巻く厳しい諸環境を考慮し、適正な職員数を維持しつつ、新たな行政ニーズに対しては、職員の再配置等によって対応するなど、適正な定員管理に努めることとしています。
 その取り組みの結果、職員数の削減、職員給与制度の見直しなど一定の成果が得られているところです。
 しかしながら、医療や介護など社会保障制度の改正による地域支援事業や下水道事業の地方公営企業法適用化、地方分権の進展に伴う権限・事務の移譲などにより、職員個々の担当する業務量が増加し、今後も更なる増加が予想されます。
 また、一つの事業主の立場から、職員の健康への影響のほか、働きながら子どもを産み育てやすい雇用環境を整備し、仕事と子育ての両立の負担感を軽減し、職員の子どもたちの健やかな育成についても役割を果たす必要があるなど、ワークライフバランスを考慮した働きやすい職場環境の充実が求められています。
 その一方で、本町の人口減少を見据え、職員の採用をより計画的に進める必要があること、業務量と職員数のバランスの更なる見極めが必要な状況となっています。
 そこで、年齢構成の平準化への取り組みや職員資質の向上とともに安定的な行政サービスの提供のためには、長期的な視点で適正な職員配置を行う必要があることから、平成28年度から平成37年度までの10年間を取組期間とする定員適正化計画を策定しました。