町長メッセージ(令和8年10月14日)
芽吹く思いと確かな歩みが、明日を動かす
空き家活用を推進!地域おこし協力隊就任式を開催
10月1日、空き家の活用促進を担う「地域おこし協力隊」として、新たに 板原亜実さんを迎え、就任式を行いました。
板原さんは大学時代に建築学を学び、空き家を改修して地域の人々が集えるスペースとして再生させる団体で活動するなど、空き家活用についてノウハウと実績を持っておられます。さらに、SNSを活用した不動産の広報発信も得意とされています。
就任式では、「町内の事業者さんと連携しながら、古民家再生の仕組みづくりや、空き家を活用した移住・定住促進に頑張りたい」 と力強く語ってくれました。専門的な視点と若い力を生かし、上郡町に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
「有機農業の取組」について石川県町村会の行政視察を受け入れ
町長就任以来、「上郡町の類(たぐ)い稀(まれ)な自然環境を経済活動と結びつけて町を活性化させたい」という強い決意で特に農業分野に全力で取り組んできました。
10月1日、石川県内の7町の町長が「上郡町における有機農業への取組」について学ぶため、行政視察にお越しになり、私から本町の取組について説明を行いました。
具体的には、令和4年4月に国からワイン特区の認定を受けたこと、令和6年5月に行った地域ぐるみで有機農業を推進する「 オーガニックビレッジ宣言」に至る経緯、 そして町内全こども園での全日「無農薬・有機米」給食の実施(※パン食の日を除く)の取組について、これまでの歩みと現在の状況を詳しくご紹介させていただきました。
説明後は、町内でも先進的な取組を行っている農業者の圃場(田んぼ)に移動し、現場を見学していただきました。
ここの田んぼでは、きれいな水と自然環境にこだわり、殺虫剤を一切使わない栽培を行っています。そのため、絶滅が危惧されているタガメをはじめ、カエルやトンボなど、数多くの生き物が棲んでおり、まさに「生き物の楽園」ともいえる豊かな自然環境が広がっています。
上郡町は豊かな生態系を守りながら安全・安心なお米や野菜を育てる有機農業の先進地として、他自治体からの関心も高く、本町のオーガニック施策の広がりをアピールする絶好の機会となりました。

まちの宝を未来へつなぐ「上郡みらいのタネ会議」を開催
10月1日の夕刻から、町の新しい挑戦を後押しするワークショップ「上郡みらいのタネ会議」を開催いたしました。
国では、各省庁の職員がこれまでの経験を生かして地方創生に携わり、中小規模の自治体の課題解決や新たな魅力を引き出す「地方創生伴走支援制度」に取り組んでいます。本町が派遣について応募したところ、大変良いご縁に恵まれ、農林水産省、こども家庭庁、環境省より3名の支援官をお迎えし、私たちと一緒に町の課題解決や新たなチャレンジのためのサポートを行っていただくことになりました。
上郡町には、環境省の名水百選にも選ばれた千種川の清流、モロヘイヤやモリンガといった特色ある食材、現在注力している有機農業、コウノトリの子育て、赤松円心や大鳥圭介などの歴史・文化、そして何より住民の温かさという、未来へ繋ぐべき「たくさんの宝もの」があります。
しかし、町の一番の宝ものは、このまちに深い愛着を持ち、熱い想いと行動で日々活動されている「住民の皆さん」に他なりません。今回の会議は、そうした住民の方々の「新しい挑戦・チャレンジの芽」を、町と国の支援官が一体となって育む、素晴らしい「はじめの一歩」となりました。
今後とも、地域の皆さん、専門家、国とのパートナーシップを深めながら、上郡町の魅力をさらに高める施策に邁進してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
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更新日:2026年10月09日