プレコンセプションケアをご存じですか?
プレコンセプションケア(プレコン)とは?
「プレコンセプションケア」は、若い男女が将来のライフプランを考えて、日々の生活や健康と向き合うことです。次世代を担う子どもの健康にもつながるとして、近年注目されているヘルスケアです。早い段階から正しい知識を得て健康的な生活を送ることで、将来の健やかな妊娠や出産につながり、未来の子どもの健康の可能性を拡げます。今は妊娠や出産を考えていなくても、プレコンセプションケアを実施することで、今の自分がもっと健康になって、人生100年時代の満ち足りた自分の実現につながります。
プレコンセプションケアの3つの目的
- 若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと【今の自分の健康】
- 若い世代の男女が将来、より健康になること【未来の自分の健康】
- 1の実現によって、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすること【将来の自分のこどもの健康】
今の自分の健康状態をチェックしてみましょう
プレコンセプションケアチェックシートを用いることで自分の身体の状態を振り返ることができます。自分自身の健康のため、これからの将来のために、できることから始め、チェック項目を増やしていきましょう。
プレコンセプションケアチェックシート(女性用) (PDFファイル: 465.8KB)
プレコンセプションケアチェックシート(男性用) (PDFファイル: 463.3KB)
健康のために生活習慣を見直しましょう
体重
女性のやせは、貧血や将来の骨粗鬆症の原因になるだけでなく、低出生体重児等の要因にもなります。一方、肥満は、糖尿病や高血圧など様々な病気のリスクを高めます。やせも肥満も不妊や妊娠・出産のリスクを高めます。また、男性の肥満も不妊のリスクを高める報告があり、注意が必要です。適正体重を確認し、維持できるよう心がけましょう!
BMI(体格指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) ※適正体重:BMIで18.5~24.9
栄養
普段の食事に主食・主菜・副菜はそろっていますか?食事の量を極端に減らしたり、偏った食事は貧血や肌荒れなどの原因になります。毎食、主食・主菜・副菜がそろった食事を1日3食食べることを心がけましょう。さらに、乳製品や果物を1日1回食べることで栄養バランスが整います。また、妊娠を希望する女性は葉酸というビタミンをしっかり摂りましょう。葉酸は生まれてくる子どもの健やかな成長に必要な栄養素です。ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜や果物、サプリメントなどから摂取しましょう。
運動
適正体重の維持に運動は欠かせません。運動をすると、血流がよくなり、筋肉量が増えることで、代謝も高まり、こころの状態にも良い影響を与えます。プレコンセプションケアでは、1週間に150分程度の運動を目安としています。普段運動習慣がない方は、今より毎日10分長く歩くなど、出来ることから初めてみましょう。
上郡町では円心ウォーク百万歩運動をしています。詳細は下記をご覧ください。
睡眠
質の良い睡眠をとろう!
睡眠不足は、うつ病や生活習慣病の悪化など、心身に不調を及ぼします。体内時計を整えるために、まずは寝る時間、起きる時間を見直すことなどから始めてみましょう。
【成人】
- 睡眠時間は6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保しましょう!
- 日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高めましょう!
- 睡眠の不調・睡眠休養感の低下を感じる時は病気が潜んでいることもあるので注意は必要!
【中学・高校生】
- 睡眠時間は8から10時間を目安として必要な睡眠時間を確保しましょう!
- 朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかりとり、日中は運動をして、夜更かしはほどほどに!
ストレス
ストレスは、食事や睡眠、生活全般に影響を及ぼします。まずは、自分がストレスを感じていることに気づくことが大切です。また、普段から自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう。体を動かす、腹式呼吸をする、今の気持ちを書き出してみるのもおすすめです。
※ストレスのことや相談窓口情報は、下記をご覧ください。
こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/
たばこ
たばこはがん・心臓病をはじめたくさんの病気を引き起こします。また、男女ともに不妊症のリスクが増加し、特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は流産、早産、周産期死亡、低体重を引き起こす可能性があります。今、喫煙している女性は妊娠する前に、完全に禁煙しましょう。また、赤ちゃんが産まれた後も乳幼児突然死症候群のリスク要因になるなど、広い範囲に影響を及ぼします。受動喫煙も健康に影響を及ぼすため、身近な人にも禁煙をお願いしましょう。
お酒
妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは胎盤を通って赤ちゃんにも影響し、胎児性アルコール症候群の原因になります。「この量なら大丈夫」というものは確立していないので、妊娠を考えた時からアルコールは控えるようにしましょう。妊娠中は禁酒が原則です。
感染症
- 性感染症
若い人の間で、性感染症が増えています。性感染症は性交渉で感染し、男女とも不妊の原因になったり、赤ちゃんの健康に影響を及ぼす可能性があります。気になる症状があれば早めに検査を受け、治療を行うことが重要です。パートナーがいる場合はお互いに感染することがないように、パートナー間で予防・治療に取り組むことが大切です。
〈特に気をつけたい感染症について〉
性器クラミジア感染症・・・性感染症の中でも最も感染者が多く、卵管が閉塞・癒着することがあり、不妊の原因になることが知られています。
梅毒・・・性感染症である梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡などが起こることがあります。
風しん・・・妊娠中(特に妊娠20週頃まで)にかかると赤ちゃんが難病・白内障・先天性心疾患を特徴とする先天性風疹症候群をもって生まれてくる可能性が高くなります。
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症・・・子宮頸がんの原因になるので、女性はワクチンやがん検診を受けましょう。上郡町では、対象者に通知を行っています。
- その他の感染症
妊娠中にかかると、赤ちゃんに影響を与える感染症があります。感染症から完全に身を守ることはできませんが、風しん、麻しん、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はワクチンを打つことで予防できます。日頃から、手洗いやうがいなどの感染予防に努めるとともに、ワクチンで予防できるものもあるため、妊娠を考える前にパートナーや家族を含め、必要なワクチンは接種するようにしましょう。
※ご自身の予防接種歴は、母子健康手帳で確認できます。
上郡町では風しん予防接種費用助成を行っています!
詳しくはこちらをご覧ください→→→https://www.town.kamigori.hyogo.jp/soshiki/kenkofukushika/shisetsuosagasu/hokencenter/gyomuannai/2/6/1852.html
また、兵庫県の「風しん抗体検査事業」を利用すると、妊娠を希望する女性及び同居者が、県指定医療機関での風しん抗体検査を無料で受けることができます。詳しくは、兵庫県ホームページhttps://web.pref.hyogo.lg.jp/kf16/07fushinnkoutaikensajyukenn.htmlをご参照ください。
生活習慣病やがん予防に向け検診を受けましょう!
生活習慣病やがんは、自覚症状がない段階で早期発見・早期治療することで重症化を予防できます。定期的に健診を受けましょう。また、お口の健康は全身の健康につながっています。定期的な歯科健診も習慣にしましょう。持病の健康管理や健康に関することをなんでも相談できるかかりつけ医を持つことも重要です。上郡町では、町ぐるみ健診(集団健診)で20歳から39歳の方に健診を行っています。基本(特定)健診が無料になりますので、ぜひご自身の健康管理のために受診をしてください。
「プレコンセプションケア」タブロイド紙
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉課 健康係
住所:678-1292
兵庫県赤穂郡上郡町大持278番地
電話番号:0791-52-2188
ファックス:0791-52-6015
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更新日:2026年01月09日