水道水が濁っているとき

更新日:2022年02月07日

水道水に色が付いて見えるときは・・・

白く見える場合

水が白く見えるのは、水道水に空気(気泡)が混ざった現象なので心配ありません。

コップなどに入れてしばらく置いておくと、気泡は消えます。

しばらく経っても気泡が消えない場合は、連絡してください。

赤・茶色に濁って見える場合

水道工事、突発事故、火事による消火栓使用などで一時的に水道管内に鉄サビ等が流れ出したものです。

しばらく水を出すと解消します。

しばらく水を出しても透明にならない場合は、連絡してください。

青く見える場合

給水や給湯配管に銅管を使用した家庭などで、「お風呂の水が青く見える、浴槽やタイルが青く変色する」とか「青い水が出た」という問題を提示されることがあります。

しかし、このような事例を詳しく調査してみると、水やお湯が青く着色している事例はほとんどありません。

水が青く見えるのは、光の屈折によるものです。海や川の水が青く見えるのもこの現象によるものですが、家庭でも風呂などの大きな容器に水をためた時に、青く見えることがあります。

それでは、浴槽やタイルが青く変色するのはなぜでしょうか。

これは、湯沸器の配管には一般的に、給湯にすぐれた特性を持つ銅管が使用されており、この銅管から溶け出したごく微量の銅イオンが、石けんや垢に含まれている脂肪酸と化学反応を起こし、青い物質(銅せっけん)が生成されるためです。

銅管は、水が繰り返し流れることにより管の内面が少しずつ酸化され、いずれ皮膜ができ、銅イオンの溶出が減少していきます。これにより青い物質の生成も起こりにくくなります。また、銅イオンは人体に欠くことのできない要素であり、毒物ではありませんのでご安心ください。

青くなってしまった浴槽やタイルは、浴室用の合成洗剤や食酢を使って、スポンジなどでこすれば落ちやすくなります。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課

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