アニメ『けいすけじゃ』の制作について

更新日:2022年02月16日

激動の時代を生きた郷土の偉人「大鳥圭介」の半生をアニメ化!!

けいすけじゃ

けいすけじゃ

きみは知っているか
こんな男が
こんな時代で
こんな人生を生きたことを…

アニメ制作の経緯

町では、予てより郷土の偉人「大鳥圭介」の没後100年を迎えるにあたり、記念事業を検討していました。また、ケーブルテレビが整備され自主放送の目玉となるような番組の制作が課題となっていました。
そんな折、上郡町出身のアニメーター薮本陽輔氏から「アニメを作ってまちおこししませんか。」との提案があり、町も薮本氏の提案に賛同し、「大鳥圭介」を題材とした漫画「けいすけじゃ」のアニメ制作に取り組むこととなりました。
当初は、どのようなアニメを制作するか薮本氏をはじめ、漫画の原作者の半沢氏や町内の有志の方と何度か協議を行い、藪本氏を総監督にボランティアによるアニメ制作を行うこととなり、財団法人地域活性化センターの宝くじ助成事業の補助を受け平成22年6月から全20話の制作が始まりました。

アニメ制作の概要

制作期間

平成22年6月~平成24年8月

内容

漫画「けいすけけじゃ」で描かれた大鳥圭介の幼少時代から明治維新までの半生を全20話にまとめアニメ化を行っています。

スタッフ等

メインスタッフ

アニメーター:薮本陽輔氏(監督・原画・演出)
プロデューサー:西沢信孝氏(構成・絵コンテ)
ボランティア:坂本治代氏(動画・色彩設定・仕上進行)
ボランティア:大石博之氏(色彩設定・美術監督)
クリエイター:袖山敬史氏(撮影・編集)
市民ボランティア団体:Tioクラブ(音響)

ボランティアスタッフ

プロ・アマ問わず町内外から100名以上の方が、原画・トレス・彩色・背景・撮影・声優などの制作に参加。

協力

半沢裕人氏(原作者)
上郡民報社(山本新聞店)
中川由香氏(アドバイザー)
学校法人神戸学園 専門学校アートカレッジ神戸
宝塚大学造形芸術学部

制作工程

アニメは、「構成・絵コンテ」→「レイアウト」→「原画」→「トレス・彩色・背景」→「撮影・編集」の手順で作成します。詳しくは...

アニメ放映

平成23年5月より上郡町の自主放送チャンネル「えんしんネット」や姫路ケーブルテレビの「ウインクひめじチャンネル」で放映しており、平成24年3月には、DVDを作成し町内の小中学校や図書館に配布します。

アニメ「けいすけじゃ」のまめ知識

漫画「けいすけじゃ」とは

上郡の山本新聞店店長 故・山本修氏が「上郡町民に大鳥圭介をよく知ってもらいたい」との意図で上郡町高田台出身の半沢裕人氏に漫画化を依頼。同新聞店発行の「上郡民報」に平成5年4月号から平成11年11月号まで約5年間にわたり連載されました。
「大鳥圭介伝(著・山崎有信)」「大鳥圭介とその時代(著・西山昌夫)」等の資料を元に虚実混じえながらも大鳥圭介の半生が生き生きと描かれています。

アニメーター 薮本陽輔氏

薮本陽輔氏(1976年3月生まれ)は、上郡町落地出身で1994年に上郡高校卒業し、代々木アニメーション学院大阪校でアニメーションについて学び、1996年から東京にあるスタジオライブに努め、動画や原画などを担当する。現在は、フリーで活躍中。また、作画監督として、第5期「ゲゲゲの鬼太郎」、「イナズマイレブン」などを手掛ける。

アニメプロデューサー 西沢信孝氏

西沢信孝氏(1940年3月生まれ)は、熊本県出身のアニメプロデューサーで、1964年、東映動画(現・東映アニメーション)の助監督の募集に応募して入社後、白川大作に師事し1965年「ハッスルパンチ」の4話で演出デビュー。1974年に「マジンガーZ対暗黒大将軍」で初の劇場作品の監督を手がける。以降、数多くの東映動画作品の演出を手掛けた。
特に 1986年からのオリジナルビデオアニメ「湘南爆走族」は14年間続ける長期シリーズとなり、自身、非常に満足した作品だという。2000年に東映アニメーションを定年退職してからは、フリーの演出家として活動している。
代表作は、テレビアニメ「銀河鉄道999」。
Wikipediaより抜粋

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