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法雲寺とビャクシン(兵庫県指定天然記念物)

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最終更新日:2015年3月4日(水曜日) 18時02分
ID:2-3-4954-9510
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法雲寺とビャクシン(兵庫県指定天然記念物)

赤松円心開基の菩提寺、法雲寺を紹介します。

法雲寺は、播磨国守護・赤松円心が菩提寺として開いた臨済宗の寺院です。開山の雪村友梅をはじめ多くの高僧が住持を務め、諸山・十刹という寺格の高さを誇りました。赤松氏とともに衰微しましたが、江戸時代以降幾度も再興され、今も円心お手植えのビャクシンなどがのこる赤松氏ゆかりの寺として、多くの人々が訪れます。

◆歴史
 法雲寺は、播磨国守護となった赤松円心が、建武4年(1337)に菩提寺として建立した寺院です。開山として高僧・雪村友梅が招かれました。円心は境内に大龍庵という塔頭を設け、その居房としました。
 檀那(だんな)である赤松氏の庇護の下、臨済宗の寺院として、法雲寺は諸山、後に五山に次ぐ十刹(じっせつ)という高い寺格に列し、多くの高僧が招かれて住持を務めました。貞和元年(1345)、戦没者の供養のため、室町幕府の命によって国毎に建立された利生塔(りしょうとう)が、播磨では法雲寺に建立されています。
 嘉吉の乱によって赤松惣領家が滅ぶと、山名氏によって寺領が押領されました。赤松政則による惣領家再興後、寺領の回復が図られますが、戦国時代には赤松氏とともに衰微したとみられています。
 江戸時代中頃の宝永年間(1704から11)、赤松氏末裔の天啓和尚(相国寺)、久留米藩主・有馬則維(のりふさ)の援助で円心の廟堂(円心堂)が境内に建てられ、正徳元年(1711)に円心の四百年忌が営まれました。四百五十、五百年忌も営まれています。
 その後荒廃していた法雲寺は、昭和58年(1983)に地元有志によって再建され、臨済宗相国寺派の寺院として法灯を伝えています。
 
◆見所
 境内には、円心お手植えと伝えられるビャクシンがそびえ、樹齢600から800年と推定されています。禅宗寺院に植えられることの多いビャクシンですが、高さ約26m、幹周約9.8mと、全国最大の規模とみられ、昭和52年(1977)、兵庫県指定天然記念物となっています。
 江戸時代に建てられた円心堂には赤松円心・有馬則維の像が置かれています。円心堂の脇には赤松円心・則祐・千種姫の供養塔が並び建ち、堂正面には天保十四年(1843)、供養碑「忠臣塚」が建立されています。
 南側、旧赤松小学校の高台が、中世の法雲寺境内の中心であったとみられ、現在の境内背後、南西上の平坦地に、播磨国利生塔の基壇跡とおもわれる盛土がのこります。
 開山の雪村友梅は、寺の東を流れる千種川を錦江(四川省・成都に流れる長江の支流)、対岸の険しい峰を金華山(浙江省にある仙人・赤松子が住んだ山)になぞらえたといわれています。現在は道路や河川の改修で半ば人工的な風景となっていますが、かつての雄大な自然景観が想像されます。
 法雲寺背後の愛宕山上には、赤松円心が元弘3年(1333)挙兵した城、苔縄城があったといわれていますが、推定地の愛宕社周辺には堀切などの遺構はみられず、軍勢の集結地であった苔縄城の中心は、後に法雲寺となる山麓の高台一帯ではないかとおもわれます。

◆アクセス
  〔鉄 道〕 JR山陽本線上郡駅から智頭線乗換え。
         1駅目の苔縄駅下車。徒歩5分
  〔自動車〕 山陽自動車道 龍野西I.Cから西へ約35分
        中国自動車道 佐用I.Cから南へ約35分

☆ 見学について 
境内は自由にお入りください。円心堂内の見学については、法雲寺(電話0791-52-4129)まで事前に申込み願います。

※主な参考文献 『上郡町史』第一巻 2008年 上郡町

お問い合わせ

社会教育課 生涯学習・文化財係
 電話 0791-52-2912
 ファックス 0791-52-5523
 メール syakai@town.kamigori.lg.jp

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